2022年夏の全国高校野球大会で、山口県の下関国際高校が優勝候補であった大阪桐蔭を倒し
強豪校である近江高校にも勝利し、決勝へ進むことが話題となっています。
下関高校の野球部は厳しいと噂があるようですが、どんなところが厳しいのか
気になるところです。
また過去には、坂原秀尚監督の「文武両道は無理」発言で炎上したこともあるようです。
- 下関国際高校の野球部は何が厳しい?
- 「文武両道は無理」発言で炎上!なぜ?
こちらについて調査しました!
下関国際高校の野球部は何が厳しい?

下関高校の野球部は厳しいと言われていますが、原因はなんでしょうか?
監督が厳しい
坂原監督は、2005年に下関国際の野球部の監督に就任しています。
荒れ放題だった野球部を甲子園出場させるまで立て直しています。
「僕が来た当初はそうですね。突然、厳しい監督が来たとなって、(部員が)みんな辞めて最後は1人になりました。その後、3人戻ってきて4人になった。グラウンド整備や道具の扱いが、とにかくヒドかった。野球がうまい下手のレベルじゃない。そういうマナーを教えると、面倒くさがって辞めていくんです」
引用元:日刊ゲンダイ
毎年イベントのように辞めていく選手もいるのだとか。
ルーキーズを思わせるような、漫画・ドラマの世界のようです。
厳しいというよりは、坂原監督は熱血タイプなのかもしれませんね。
練習が厳しい
多いときは1日に2000スイングを振り込み、地方大会を勝ち上がってきたという過去も
あるようです。
1本の素振りが5秒かかるとして、1000本バットと振り終わった計算だと
約83分もの時間がかかりますね。

自主的に練習をするように待っていると3年間が終わってしまうので半強制。
なかなかハードですね…
しかし、2022年現在では朝5時からの朝練は廃止になり、睡眠時間に充てています。
外部からトレーナーを招いてウエートトレーニングに力を入れたり練習内容も変わってきていることで
ピッチャーの急速が10キロも増え効果があるようです。
以前は時間をこなせば強くなれるという考え方だったのかもしれませんが、時代の変化に
合わせて効率重視となった事で、結果が出ていることが分かりますね。
プライベートでも厳しい→かき氷ダメ!

炭酸もダメ。飲んでいいのは水、牛乳、果汁100%ジュース、スポーツドリンクだけ。買い食いもダメ。
携帯は入部するときに解約。3日で慣れますよ。公衆電話か手紙でいいんです」
引用元:日刊ゲンダイ
制限がかなりあり、とても厳しく感じますが、選手のことを思っての
判断なのでしょう。
甲子園に行き勝つためには、野球だけに集中することを考えていることが分かります。
「三本松さんの選手、甲子園(球場)でカキ氷食ってましたよ。うちは許さんぞと(笑)。僕らは水です。」
引用元:日刊ゲンダイ
2017年の夏の甲子園出場の際に、対戦相手の三本松高校がかき氷を食べていたことから
坂原監督が発言しました。
試合が終わり帰るまでが高校野球大会のため、プライベートではありませんが
きっちり独自のルールを守っています。
5年経った今でも、かき氷は下関国際の代名詞となっているようです。

優勝すれば、かき氷が解禁になるかも!
「文武両道は無理」発言で炎上はなぜ?
坂原監督が発言した「文武両道はできない!無理!」と言った発言が
取り上げられ炎上した過去があるようです。
僕ね、『文武両道』って言葉が大嫌いなんですよね。あり得ない」
――野球と勉学の両立は無理と?
「無理です。『一流』というのは『一つの流れ』。例えば野球ひとつに集中してやるということ。
文武両道って響きはいいですけど、絶対逃げてますからね。東大を目指す子が2時間の勉強で受かるのか。
10時間勉強しても足りないのに」
引用元:日刊ゲンダイ
坂原監督は高校の教員であるため、教育者としての発言ではないと批判されましたが
当時から甲子園出場出来る実績もあるので、発言だけ切り取って否定するのは良くないのかもしれません。


結果として現れているため、現在では納得との声が多いですね。
まとめ
厳しい練習を経て、2022年は決勝まで登りつめ優勝まであと一歩のところまで
きています。
かき氷国際とバカにされたこともありましたが、坂原監督の教えは
本物だということが分かりますね。
優勝を勝ち取れるよう心から応援しています!