島根県松江市の道の駅「秋鹿なぎさ公園」に設置されたダンボール授乳室が、女性に配慮がないと批判殺到し炎上しています。
ダンボール授乳室の値段がいくらなのか気になって調べたところ、およそ8万円でした。
ダンボールにしては高いといった声がありますが、メリットについても紹介したいと思います。
批判理由は、簡易すぎて怖いことや女性・ママ目線であまり考えられていないため配慮がないと言うことで燃えてしまっています。
ダンボール授乳室の値段は8万円!メリットは何?
ダンボールにしては値段が高い?

島根県松江市の道の駅に設置された、ダンボール授乳室が話題となっていますが値段を調べたところ
楽天市場で2コマの大きさで79,800円でした。
他にも1コマバージョン59,800円と3コマの大きさ89,980円があります。

ダンボールにしては結構なお値段だねー
ダンボール授乳室のメリットは何?
簡素な作りに見え、値段は高額でちょっと心配になるようなダンボール授乳室ですが、メリットがいくつもあるのです。
- 組み立てが簡単である
- 強化ダンボール製なので強度がある
- コンパクトな梱包で備蓄運搬に便利である
- 設置後も移動移設が可能である
- 分解できるので使わない時は省スペースで保管できる
- 災害時用の備蓄になる



ダンボールの割に高いけど、こんなにメリットがあるなら納得!
箱型の授乳室は250万円!


ショッピングセンターや駅の構内などで、近年見かけるようになった箱型の授乳室があります。
こちらは内側から鍵をかけることができるため、授乳やおむつ変えなどプライベートが守られるスペースに。
ITベンチャーの「Trim」(トリム、横浜市)という会社が展開していて、商品名は「mamaro」(ママロ、1台250万円、レンタルは月4万9800円~)というのだ。
引用元:ITメディアビジネス



こちらは250万円。ダンボール授乳室に比べると値段が約31倍!
【炎上】ダンボール授乳室の批判理由は女性に配慮がないから
ダンボール授乳室が批判されていますが、その理由は何なのでしょうか?
簡易すぎて怖い
- 天井が丸見えのため覗かれる危険性
- 簡易のカーテンが取り付けられたのみ
- 下から盗撮されてしまう可能性もある
- 鍵の取り付けがない
- 双子ベビーカーでは入れない
残念ながら決して授乳しやすい環境ではなく不安に駆られてしまいます。
兄弟がいて、もし上の子が小さければ簡単にカーテン開けられる作りになっておりヒヤヒヤものです、、


利用がしにくいよりは、利用したくないとの声が多くあります。
女性・ママ目線で考えることができなかった


子育て支援の一環として、道路の舗装業者で作る日本道路建設業協会の中国支部が、段ボール授乳室を松江市に贈られています。



活動としてはとても素晴らしい
授乳室がなかった道の駅「秋鹿なぎさ公園」で贈呈式が行われました。
国土交通省は、全国の道の駅のベビーコーナー保有率を再来年までに50%以上にしようと取り組みを進めていて、日本道路建設業協会が今年、全国50の道の駅に段ボール授乳室を寄贈することになりました。
引用元:BSS山陽放送
とりあえず授乳室を増やそうと急いだためなのか、簡易に設置できるダンボール授乳室を選んだわけのようです。
BSS山陽放送が、松江市の佐々木武課長に事実確認をしたところ
と回答されています。
贈与はとてもありがたいことですが、男性の目線からするとそこまでの配慮が行き届かなかったのかもしれません。
少子化なので費用をかけられない可能性も
年々少子化傾向に傾いている現在ですので、地方の島根県その風潮が高まっている可能性もあります。
もし仮に250万円の箱型授乳室を至る場所に完備しても、少子化がますます進んで利用者の減少も考えられるでしょう。
よって、手に取りやすい価格のダンボール授乳室で様子を見たかったことも挙げらるのかもしれませんね。
子育て世代がより安心して利用できるスペース作りに取り組んでもらえるよう心から願っています。